のぞいてワクワク!考える力と認知思考を育てるあそび。(子どもの発達コラム)

小さな穴から見える世界
黒いボードの小さな穴からのぞくと、見えるのは動物のほんの一部。
子どもたちは「これ、なんだろう?」と目をキラキラさせながら考えます。
「長い首だから…きりん!」
「白と黒のもよう…パンダ!」
答えが当たったときの笑顔は、まるで宝物のよう。
その瞬間、子どもの心に「できた!」という自信と喜びが芽生えます。
「少しのヒントから考える」ことが育む力
この遊びは、ただの当てっこゲームではありません。
見えるのはほんの一部分ですが、子どもたちは持っている記憶や経験を総動員して「何か」を導き出します。
そこには、認知思考(ものごとを見て、覚えて、つなげて、考える力)が自然に働いているのです。
- 注意力:
小さな特徴に気づこうとする - 記憶力:
以前見たものと照らし合わせる - 推論力:
「耳が大きい=ぞう!」と結論を導く
この一連の流れが、子どもの「考える力」の土台を強くしていきます。
教室での様子
私たちの教室でも、この“のぞきカード”は大人気。
子どもたちは真剣な表情で穴をのぞき込み、あれこれ推測しながら答えを探します。
正解できたときの「やった!」という笑顔。
間違っても「もう一回やる!」と挑戦する姿。
そこには、認知思考を楽しみながら育んでいく子どもたちの姿があります。

一歩ずつ育つ「考える力」
子どもにとっての「のぞく→考える→答える」という経験は、
小さな成功体験の積み重ねであり、未来への大きなステップです。
私たちは、そんな子どもたちの一歩一歩を大切に見守りながら、
遊びの中で“認知思考”を育てることを、これからも大切にしていきたいと思います。
